育毛剤を見たけど「有効成分」が気になってしまう人にズバリ解説!

いわゆるスプレーボトルタイプの育毛剤では、「薬用」「医薬部外品」の文字が見られることも多いですね。薬用化粧品とは、医薬部外品の通称です。

それらでない場合は、「化粧品」という扱いになります。化粧品は人の見た目を整えるもので、純粋に整髪を目的とするものや、同じくシンプルに髪に香りをつけるものなどが挙げられます。

さて医薬部外品(薬用化粧品)には「有効成分」があります。
これで育毛効果が見込めるのでしょうか?これらを含まない育毛剤は効かないのでしょうか?気になりますね。

「何だかややこしいなあ、どうでもいいや」と感じる人もいるとは考えます。

しかし、育毛剤初心者の男性などに多そうですが、使い始める前にしっかり確認したい気持ちがあるなら、正しい知識獲得は重要。不安・疑問解消があるままではストレスもかかり育毛に良くありません。ぜひ知ってもらいたい部分です。

知らない人は多い。そもそも、医薬部外品とは何なの?

ではまず医薬部外品(薬用化粧品)とは何か?「何らかの症状に対して予防的な効果を持ち、安全であるが、副作用が起きることもある」というものです。簡単に言えば、化粧品と医薬品の間に位置するものです。

医薬部外品では、「有効成分」が表示されます。有効成分とは、厚生労働省がその効果を認めた成分です。

医薬部外品では「有効成分」と「その他の成分」を分けて表示することになっており、サイトやパッケージの表中では基本的に前者が先・上部に表示されます。このため、ある種の成分がやたらと目に飛び込んでくることになるのです。

具体的な有効成分とは?地味なはたらきのものが多い。

かなり多くの育毛剤の成分表を見ると、トップ(左上)に来ていることも多いのが、「センブリエキス」です。リンドウ科の植物で、こちらの「センブリ」は胃腸薬などとして古来から用いられてきた生薬です。

ただ、育毛の観点から見ると、「抗炎症作用」「(頭皮の)血行促進作用」が主な役割となります。たしかに頭皮環境を整える土台とはなるものの、これだけでは目新しさにかけますね。興味のある方では、これだけからなるものを「化粧品原料」として入手したり、健胃薬として買うことも可能です。

次に多くの人に印象に残っていそうなのが「グリチルリチン酸ジカリウム」。マメ科の植物「カンゾウ」に由来する生薬です。食品として甘草茶・リコリスティーとしても見られます。その甘味はたいへん強いのだとか。

肝機能改善や抗アレルギーの作用を持つほか、シャンプーなどで「フケ・かゆみ予防」の成分としても多く使われています。こちら育毛剤としても「抗炎症作用」を持つものとして使われ、頭皮環境の傷みを予防します。

ほかでは、「ジフェンヒドラミン塩酸塩(抗アレルギー薬、酔い止め薬、睡眠補助剤などに使われる)」も育毛剤の有効成分として多く見られますが、こちらにしても炎症を防ぐ効果です。「酢酸DL-α-トコフェロール」 も、抗炎症、血行促進など、やはり地味めな効果です。

炎症を抑えることは炎症がメインで苦しむ人には最重要項目ですし、血行を良くすることは、美肌効果などにもつながります。しかし「育毛剤」としては、これだけではやっぱり地味ですね。

では「その他の成分」に注目すべきってこと?…ほぼ正解です

フケやかゆみのないよう頭皮環境を維持したい人、あるいは気分的に何か吹き付けておけばいいとするお気軽な層なら、上の有効成分が入っているだけでも十分でしょう。

しかし真剣かつ鋭く育毛に取り組んでいく上では、これら「有効成分」は地味な力持ちではあっても、ちょっと脇役感があるのは否めないのです。

各育毛剤の「その他の成分」に着目してみてください。「どこかで聞いたことがある」のではない新鮮な成分が数多く並んでいたり、特定の独自開発成分で決め打ちを狙うものも。数十~百以上もの植物エキスが配合される育毛剤もありますね。それらは厚生労働省が現時点(その品を見ている時点)では有効としていない成分ですが、可能性があるからこそ配合されているのです。

たとえば様々な食品から、思わぬ薬効が発見されることなども珍しくなく、毎年のように話題となっています。育毛剤も日々進歩しており、「その他の成分」とされているなかにこそ、「独自の新成分」があるのです。「化粧品」とされる育毛剤(育毛剤として上記有効成分を含まない)が効かないと思っていた人がいるなら、考えが変わったことでしょう。

「有効成分」も文字通り有効だけれど、やはり注目すべきは他の部分だった!

育毛剤使用のベテランであれば、こういった基礎的な有効成分のことは良く知っているケースも多いものです。しかし当たり前すぎるだけに、あまり話さない人もいます。

また、過去に育毛剤が良く効いて現在使っていないという人では、過去使っていた育毛剤について仮に語りたくても、忘れてしまっていることも。育毛剤そのものも変化していますからね。

育毛剤を使ったケアに取り組みたく、かつ成分に興味・あるいは不安がある人は、まずこうした「有効成分」の意味を理解しましょう。これらも土台作りには大事ですが、カギはやはり!別の成分になります。